2017-01-01から1年間の記事一覧

Kerasのログを可視化するスクリプト

KerasのバックエンドがTensorFlowだとTensorBoardを使ってLossやAccurayを可視化できますがバックエンドTheanoだとTensorBoardに相当するツールがありません..。そこでログからグラフを作成するスクリプトを作りました。 github.com 使い方 Cmd + C でログを…

ベイズの定理

ベイズの定理と言えば、赤玉白玉の問題が定番ですがせっかく勉強するので競馬を題材にやってみました。 ベイズの定理の公式 よく見かけるけど、よう分からんという式ですね。。 事象Aを観測したあとで事象Bが発生する確率は と表すことができます。 事象Aに…

AzureのGPUインスタンスを立てる

Azureのアカウントを持っているのでAzureでもGPUインスタンスを立ててみました。 fast.ai に Azure用GPUインスタンスセットアップのドキュメントとスクリプトが用意されていたので基本的には楽チンにセットアップができます。 が一部ハマったのでメモ instal…

Jupyter Notebookを印刷するときにレスペーパー化する

fast.aiの Practical Deep Learning for Coders は Jupyter Notebookで教材が提供されています。 コードは紙に出力したい派なのでipynbファイルを紙に印刷してそれを見ながら勉強しています。 ただ、 以下のようなTraining時の長い出力がダラダラと含まれて…

いきなりHerokuにRailsアプリがデプロイできなくなった..

密かに運営している POG集計サービス「Poger mailing service」の中で行っているスクレイピング処理が今日から誤動作し始めちゃいました。。 これはhtmlの出力仕様が変わったに違いない! (当たり) 急いで不具合を修正して、 Herokuに git push heroku mast…

スマートビームレーザーがすごい

超小型レーザープロジェクター Smart BEAM Laser を買いました。 これがめっちゃよい 焦点調整不要! 電源ケーブル不要! 無線接続で投影可能! ƪ(•◡•ƪ)" 画質はそこそこですが他の方のレビューでもかなり評判高いです。 未来すぎるモバイルプロジェクター、…

fast.aiでTensorFlowをバックエンドとして使う

fast.ai はKerasのバックエンドとしてTheanoを前提としていますがTensorFlowも使うことができます。 ~/.keras/keras.json を { "image_dim_ordering": "tf", "epsilon": 1e-07, "floatx": "float32", "backend": "tensorflow" } とすればTensorFlowになり、…

Theanoのインストール

fast.ai の Practical Deep Learning For Coders, Part 1 は Keras v1(バックエンドはTheano)を使用します。 なので、早速 Ubuntu14.04に Theanoをインストールしていきます。 インストール 公式ページ に書いてある通り、以下の1行で楽々インストール $ c…

AWSのGPUインスタンスを立てる

ちょっと前からfast.ai が提供しているディープラーニング学習のオンラインコース、Practical Deep Learning For Coders, Part 1を始めています。 このコースはためになり面白い! ƪ(•◡•ƪ)" (Udacityのコースより全然よい。しかも無料) しかし、 自宅マシ…

Slackメッセージの感情分析

前の記事に引き続き、Slackメッセージの感情分析を行います。 メッセージの収集 まずはSlackメッセージの収集からです。 Slackチャネル上に飛び交うメッセージをログングするボットを作成し、対象チャネルにinviteしてメッセージを収集します。 ボットはhubo…

FloydHubのトライアルで使えるGPU利用枠が激減..

なんと、 FloydHubのトライアルで使えるGPU時間が10/1から大幅に減ってしまったようです... >< 100時間 → 2時間 (◞‸◟) Our promotional period, during which we offered 100 hours free GPU has already ended. If you signed up during that period, you…

RNNで感情分析(Sentiment Analysis)

RNN(Recurrent Neural Network)を使って感情分析(Sentiment Analysis)をしてみます。 今回はchainerを使って実装していく中で理解に苦労した点を図にまとめます。 RNNとは何なのか? RNNの基本、については以下の記事が分かりやすいです。 再帰型ニュー…

画像認識APIと翻訳APIを使って日本語キャプショニング

Microsoft Computer Vision APIのキャプショニングの性能がイケてるらしい。 画像認識対決 ~Microsoft VS Google VS IBM VS AWS~ - Qiita 最近の画像認識の実力~MS の最先端の研究成果 Computer Vision API を Python で使ってみた - Qiita 日本語キャプシ…

Python3.6で sls invoke local すると `Error: spawn python3.6 ENOENT`

サーバレスなアプリケーションを構築するためのツール Serverless Framework で Python3系が使えるようになったということを最近知って dev.classmethod.jp の記事を参考に使ってみました。 ただ、 sls invoke local とローカルでファンクションを実行すると…

ステッドラーのシャープペンシル

4歳の息子がひらがなの練習をしているとき、たまたま 普通の鉛筆ではなくステッドラーのシャープペンシル を使うことがあった。 そしたら、普通の鉛筆だとグー握りしてしまうのにこのシャープペンシルだと自然とちゃんと握れて、またすごく書きやすそうでは…

CordovaによるReact.jsアプリのネイティブアプリ化でハマったところ

React.jsで作ったスライドショーアプリをCordovaでネイティブアプリ化しました。ƪ(•◡•ƪ) github.com いくつかハマった点があったのでまとめておきます。 なお、アプリ化の手順に関しては以下のサイトが大変参考になりました。♪(・ω・)ノ qiita.com Cordovaの…

モバイルでのYouTube埋め込み動画の自動再生

先日、React.jsの練習Webアプリ(スライドショー)でBGM機能としてYouTube埋め込み動画の自動再生を実装しました。 自動再生は以下のように埋め込みURLにautoplay=1のパラメータをつけることで実現できます。 <iframe width="854" height="480" src="https://www.youtube.com/embed/B2fPYlGKdXM?autoplay=1" frameborder="0" allowfullscreen></iframe> が、モバイル端末では自動再生されないことが判…

React.jsでBGMつきスライドショーを作る

React.jsの練習としてスライドショーアプリを作ってみました。 React Slideshow Sample 単なるスライドショーでは面白くないのでBGMをYouTubeから検索して流せるようにしました。 検索ボックスに曲名などのキーワードを入れてボタンをクリックすればYouTube…

会議と打ち合わせ

最近、「博報堂のすごい打ち合わせ」という本を読みました。 https://www.amazon.co.jp/dp/4797391340 「5割雑談でも最高の結論を導き出す博報堂の打ち合わせ術」というそそる内容で始まります。。 面白い内容で通勤の帰りの電車の中で一気に読破してしまっ…

これから必要なABCDE!

ABCDE! って何よ?! って思われたと思いますが イノベーションを生むのに必要になってくると思われる資質や要素を昔考えてみたことがあって今日はそれというかその覚え方を紹介してみます。 A ・・・ Analysis、Abduction、AI B ・・・ Business domain knowl…

パドック画像から距離適性を推測する(転移学習編)

果たして転移学習で改善するのか?! やってみました! ((p・ω・q)) chainerで転移学習をするにあたって以下の記事を参考にしました。 Chainerでファインチューニングするときの個人的ベストプラクティス - Qiita chainerのAlexnetを用いてFine Tuningをする …

FloydHubを使う

FloydHubはディープラーニング向けのHerokuという位置付けのPasSサービスです。 Herokuはいつもお世話になっているので(無料プランだけど…)この触れ込みを聞くと試さずにはいられません。。 ( ̄ー ̄) ということで、使ってみました。 (注)2017/10/1から…

競走馬のパドック画像の検索

「競走馬のパドック画像から距離適性をディープラーニングで予測する」の記事で競走馬のパドック画像をせっかく収集したので パドック画像を検索できるアプリケーションを作ってみました。 こちらです。 (`・ω´・)✧ https://padock-photo-search.herokuapp.…

UdacityのSirajのCoding challengesのコードの在り処をまとめた

UdacityのDeep learning基礎講座のSirajのCoding challenges 、更なるスキルアップを図るにはうってつけと思いつつも受講中はスルーしてました。。 ( ̄ー ̄; 修了できたのを機にこれからやろうと思い、とりあえずソースコードの在り処をまとめてみました。 …

Udacity Deep Learning Nanodegree Foundation を修了してみての感想

1月末から始まり約4ヶ月にわたったUdacity Deep Learning Nanodegree Foundation、無事に修了できました。 :-) ブログ用に講座のトップページをキャプチャしてみたんですが599ドル ?! Oh My God、200ドルも値段上がってるよー ((( ;゚Д゚))) 費用対効果につい…

競走馬のパドック画像から距離適性をディープラーニングで予測する

まだまだ改善したいですが競馬の祭典ダービー当日ということでいったん現状をまとめてみます。 やりたいこと 短距離馬と長距離馬は馬体の特徴が違うと言われています。 それをAIで判別できるようにしたい! というのが今回の試みです。 パッと見た瞬間に、胴…

Nuts and Bolts of Applying Deep Learning

CS231の講義の関連動画を辿ってAndrew Ng先生がNIPS2016で行った講演「Nuts and Bolts of Applying Deep Learning」を見つけました。これがすごく面白い内容だったので超主観的にポイントをまとめてみます。 講演のビデオやスライド、Web上で見つけたブログ…

ストリートビューのパノラマ画像をダウンロードする

React VRで使うパノラマ画像のサンプルとしてストリートビューの画像を使いたいなーと思ってネットで探したら extract-stretviewというツールを発見しました。 これがなかなか良かったので紹介します。(^○^) www.npmjs.com インストール $ npm install extra…

Cordovaで React VR をスマホアプリにしてみる

先日React VRがリリースされました。 以前VR系のベンチャー会社で働いていたので VRと聞くとつい触ってみたくなります。 ( ̄ー ̄) 以下の記事を参考に、Cordovaを使って React VR で作った Webアプリ を スマホアプリ化 してみました。 qiita.com インストー…

パッケージをアップデートしたらNVIDIAが認識されなくなった...

事件発生! Ubuntuマシンで毎回パッケージアップデートのダイアログが出てウザいので何気なくパッケージアップデートを実行しました。 そして翌日、いつものように学習プログラムを走らせる と、 あれ、GPUのエラー ?!?! $ nvidia-smi してみる。 NVIDIA-SMI …