ワールドカップ ユニフォームカラー

つい先日終了したばかりのワールドカップですがユニフォームの色が気になり、 ロシア大会を含むここ7大会のベスト8のチームのユニフォームの色を調べてみました。

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(注) ホームのユニフォームを表示しています。ロシア大会に出場しているチームはロシア大会のを使いまわしているので昔の大会のものは正確でないかも..。また、5位以下の並びは適当です

【各画像の参照元

きっかけ

日本の初戦のコロンビア戦をTV観戦したとき、日本の選手が見にくいなーと思ったのがきっかけです。

日本のユニフォームは「サムライブルー」と言われる爽やかな青色ですが コロンビアのVividな黄色のカラーと比べると明らかに視認性が悪く(芝生の色と明度が近いので)、

あれ? 味方の位置の把握が(瞬間的に相対的に)しにくいんじゃない?

と思った次第です。

色のちから

視認性以外の側面から見てみます。

赤や黄色などの暖色系は 神経の興奮作用があり (程度のこそはあれ)相手の冷静さを失わせることができると考えられます。 また、サポーターは自国の赤や黄色を見て興奮し、熱烈な応援になりそうです。 スペインの闘牛も観客を興奮させるために赤い布を使ってるそうです。 他には、浦和レッズのファンは過激という話もあります。

逆に、青色の寒色系は神経の鎮静作用があり(程度のこそはあれ)相手を冷静させてしまうのではないかと考えられます。 サポーターも冷静になってcoolな応援になってしまいそうです。

白は膨張色なので相手選手に対して自分を大きく見せたりできそうです。また、「長時間見ると目が疲れる」効果もあるそうです。

ということから考えると やはり日本のサムライブルーは不利なんじゃないかと思うわけです。

【参考】

分析?

とりあえず、色ごとにカウントしてみます。

Count
19
赤 + 橙 18
12
7

白赤混合のクロアチアパラグアイは赤としてカウントしました

そもそも赤と白の総数が多いんで上位進出率として統計的に有意とかは全く主張できないですけど予想通りに白と赤+橙、黄が上位に来ました。 青は自分の予想ではもっと少ないかと思っていましたがフランスとイタリアの頑張りによりそこそこありました。 でも、パッと見、目立たないのは目立たないですね。。

ワールドカップ常連国とまでは言えないコスタリカ、ガーナ、韓国、ロシア、パラグアイウクライナセネガルはすべて赤、白、黄なのでひょっとしたら色彩の影響はいくらかあるのかもしれません。

ひとこと

悲願のベスト8進出の確率を少しでも上げるために、次回のカタール大会では日の丸カラーの白と赤を使ったユニフォームにしてはどうでしょうか。。